私の読書論87-(本/文章を)書くこと(2)まず最後まで書く | レフティやすおの作文工房

私の読書論87-(本/文章を)書くこと(2)まず最後まで書く

 ―第189号「#レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2016(平成28)年12月15日号(No.189)-161215-
「私の読書論87-(本/文章を)書くこと(2)まず最後まで書く」


本誌では、「(本/文章を)書くこと」と題して、第二回目(二回の予定です)〈まず最後まで書く〉をお届しています。

 

とりあえず何が何でも最後まで書き終えることの重要性について書いています。

 

それと、書き直すことを恐れず、自分の納得のいくまで、とことん書き直すということ、ですね。

 

(1)まず最後まで書く、最後まで書けばそのあとは、(2)とことん書き直す

 

 ・・・

 

書き直す、という項で、最近読んだ二冊の小説作法的な本――

 

(1)村上春樹さんの『職業としての小説家』(スイッチ・パブリッシング 2015/新潮文庫 2016)

 

(2)スティーヴン・キングさんの『書くことについて』(田村義進訳 小学館文庫 2013)

 

にふれています。

 

いずれ、これらの本をネタにまた文章や小説の書き方について、書いてみたいと思っています。

 

本誌でも書きましたように――御二方は、片や純文学系、片やエンタメ系とジャンルは異なりますが、常に新作が注目され、実際に売れる――世界的なベストセラー作家であることは変わりません。
また年齢的にも近く(村上春樹さんは1949年生まれ、キングさんは1947年生まれ)、生い立ちや作家になるまでの経緯は異なりますが、作家として成功する以前から結婚していたこと、妻が良き第一読者であったこと、生活に追われる中で自分の夢の実現として書き始めたこと(あるいは、書き続けたこと)、書かずにはいられないこと、読むのが好きだということ、といった数々の共通点もあります。

 

売れる作品を書ける人、できのいい作品を書ける人には、おのずと共通する作法があるようです。
その辺を探ってみたいものです。

 

 ・・・

 

詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
http://www.mag2.com/m/0000257388.html

 

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*本誌で取り上げた本:


外山滋比古『思考の整理学』ちくま文庫 1986/4/24


村上春樹『職業としての小説家』スイッチ・パブリッシング 2015
【新潮文庫 2016】

 

スティーヴン・キング『書くことについて』田村義進訳 小学館文庫 2013