中国の古代思想を読んでみよう(11)『論語』を読む (後編)
―第191号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2017(平成29)年1月31日号(No.192)-170131-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(11)『論語』を読む (後編)」
本誌では、私の心に響いた言葉と、『論語』に由来する成語成句を紹介しています。
後半の成句などは、もう少しきっちりと紹介したかったのですけれど、あれだけでも結構数が多く、それらをきちっと紹介するには時間が足りませんでした。
ごめんなさい、ですね。
前半の、『論語』と『ニコマコス倫理学』(本当はヘシオドスの『仕事と日々』だけど)、江國香織さんの『こうばしい日々』に出てくる言葉の共通性については、一度どこかで書きたかったことなので、今回書いてみました。
既にどなたかが語っていることかもしれませんけれど、大事な点ですよね。
人物評価という点で。
上・中・下それぞれ、最初から知る人・学んで知る人・知ろうともしない人、とでも言い換えましょうか。
『論語』は、四段階に分けています。
苦しみながら学ぶ人、という段階を3番目に入れています。
本誌では、せめて3段階の2番目(中)になりたいものと書いていましたが、案外、私はこれかもしれません。
・・・
詳細は本誌で!
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
http://www.mag2.com/m/0000257388.html
*本誌で取り上げた本:
『般若心経秘鍵』空海/著 加藤精一/編 角川ソフィア文庫 2011/5/25
―真言密教の立場から『般若心経』を解説した空海の著作の原文訓
み下しと現代語訳、及び解説、名言を紹介。
『ニコマコス倫理学(上)』アリストテレス/著 渡辺邦夫・立花幸司/訳 光文社古典新訳文庫 2015/12/8
―古代ギリシア哲学の倫理学の代表的古典。哲学的幸福論の源流。
『こうばしい日々』江國香織/著 新潮文庫 1995/5/30
―児童向けとして書かれた小説だが、おとなこそ読むべきもの。「こうばしい日々」はアメリカへ移住した男の子の話。他一編。
((余談ですが、昨年11月の火傷から、体調的にはとうの昔に回復しているのですが、精神的に不調で、言ってみれば「心調」不良とでも言うんでしょうか、回復は今一です。))