レフティやすおの作文工房 -7ページ目

私の読書論78-私のおススメ古典○○選」の試み2

 ―第171号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2016(平成28)年3月15日号(No.171)-160315-
「私の読書論78-〈「私のおススメ古典○○選」の試み〉2
-「50分の1」の古典への道-」


本誌では、久しぶりということで、前回の〈「私のおススメ古典○○選」の試み〉のおさらいと、これからの方針について書いています。


15歳から大人向けの本を読むようになって47年で2700冊程度しか読んでいないので、「100選」はあまりにも選択の比率が低いので、せめて「50選」ぐらいにして、読んだ本のうちの「50分の1」ぐらいを目指そうというものです。

ついては、いきなり「50選」を選ぶのではなく、候補作品をいくつか挙げていって、徐々に絞ってまずは「100選」ぐらいを目指し、そこからさらに絞り込むようにしたいと考えています。


その過程で一つ一つ時部の好きなお気に入りを中心にコメントしていこうと思います。


お楽しみに!


 ・・・


詳細は本誌で!


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
http://www.mag2.com/m/0000257388.html


故事成語・名言のこと―古代中国思想編(4)易経を読む(後編)

 ―第170号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2016(平成28)年2月29日号(No.170)-160229-
「古代中国編―中国の古代思想を読んでみよう(4)易経を読む(後)」


本誌では、『易経』の義理の書としての側面を紹介しています。
また故事成語・名言をいくつか紹介しました。


昨今ではこれらの故事成語や名言を使う人も減っています。


日常的に使うものでなくなっているのかもしれませんが、文化的にはもったいない話です。


人間的な幅や懐の深さにも関わってくるのではないでしょうか。
教養云々とまでは言いませんが、軽薄短小といいますか、ちょっと浅薄になってきているように思います。


こういう表現を通して、ものの考え方の深さや物事の見方も変わってくるのではないでしょうか。


もちろん、単なる物まねのような言葉の上っ面だけ覚えて使うというのでは意味がないのですが、それでも覚えたものは使ってみるという態度は大切です。
そのうちだんだん身に付いて、より適切な使い方ができるようになるのです。


文化というものは累積したもので、古層から始まり歴史的に堆積してきたものなのです。


地層が逆転することがあるように、文化もあるとき逆転し、滅んだと思われたものが現代に蘇ることもあるでしょう。

古い言葉だから死んだ言葉だからといってバカにしていると、いつの間にか違った形であれ、使われるようになることもあるのではないでしょうか。


いい言葉ならドンドン使っていきたいものです。


 ・・・


今回は少し長くなったかもしれません。
でも、それだけ『易経』という書物は、インパクトのある古典だったということです。


最後にもう一言言えば、

『易』における、陰と陽は、マイナスとプラスというより、0と1のような関係ではないか、という説(ライプニッツの二進法的な理解)にうなずかされる気がします。


陰陽は対立する概念ではなく、二つでセットになったお互いに助け合う存在でもあるということです。
男女がそうであるように。


 ・・・


詳細は本誌で!


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
http://www.mag2.com/m/0000257388.html



*本誌で参照した本:
『書経・易経(抄)』赤塚忠/訳 平凡社〈中国古典文学大系・1〉1972
―『易経』の伝のうち、「彖伝」「象伝」の一部、「文言伝」「繋辞伝」上下「説卦伝」(抄)。解説

中国古典文学大系 (1)/著者不明
¥6,480
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『易の話』金谷治/著 講談社学術文庫 2003/9/11
―占いとしての易と思想としての易の両方をコンパクトにまとめた入門書。付録『易経』名言集、うらないのことば・六十四卦

易の話 (講談社学術文庫)/講談社
¥1,134
Amazon.co.jp



『四書五経入門 中国思想の形成と展開』竹内照夫/著 平凡社ライブラリー320 2000.1.24
―「四書五経」の概説書としては唯一のもの。1981.2刊平凡社・東洋文庫・第二版の文庫化。初版1965。

四書五経入門―中国思想の形成と展開 (平凡社ライブラリー)/平凡社
¥1,512
Amazon.co.jp



『五経入門 中国古典の世界』野間文史/著 研文出版・研文選書119 2014.3.20
―中国の古典文化を学ぶ人のための経書の概説書。易(周易・易経)書(尚書・書経) 詩(毛詩・詩経) 礼(儀禮・禮記・周禮) 春秋(公羊伝・穀梁伝・左氏伝)。

五経入門―中国古典の世界 (研文選書)/研文出版
¥3,024
Amazon.co.jp



*簡潔な占いの書として:
『易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典』三浦國雄/著 角川ソフィア文庫 2010/10/23
―上記書を一部省略して、卦辞・爻辞の原文と翻訳、占例という占いの書としての易の初歩的で簡潔な入門書となっている。

易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス中国.../角川学芸出版
¥907
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本の読み方-自分の頭で考える-私の読書論77

 ―第169号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2016(平成28)年2月15日号(No.169)-160215-
「私の読書論77-本の読み方-自分の頭で考える」


本誌では、野間文史『五経入門 中国古典の世界』研文出版 からの古典の読み方に関する引用を基に、本の読み方について思うところを書いています。


当初予定していた方向から少し外れた気はしますが、まあ、これもこれで一つの文章でしょう。


さて、次回からは長らく放置状態の「私のおススメの古典50選」(だったっけ?)に戻ろうと思います。


よろしく!


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詳細は本誌で!


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
http://www.mag2.com/m/0000257388.html



*本誌で参照した本:
『五経入門 中国古典の世界』野間文史/著 研文出版・研文選書119 2014.3.20
―中国の古典文化を学ぶ人のための経書の概説書。易(周易・易経) 書(尚書・書経) 詩(毛詩・詩経) 礼(儀禮・禮記・周禮) 春秋(公羊伝・穀梁伝・左氏伝)。

五経入門―中国古典の世界 (研文選書)/研文出版
¥3,024
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『読書について 他二篇』ショウペンハウエル/著 斎藤忍随/訳 岩波文庫 1960.4.5/1976.4.10(18)
―「思索」より

読書について 他二篇 (岩波文庫)/岩波書店
¥583
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『本を読む本』J・モーティマー・アドラー、C・V・ドーレン/著 講談社学術文庫 1997/10/9

本を読む本 (講談社学術文庫)/講談社
¥994
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『修養』新渡戸 稲造/著 タチバナ教養文庫 2002/7
―9章「余が実験せる読書法」より

修養 (タチバナ教養文庫)/たちばな出版
¥1,404
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古代中国思想編(3)易経を読む(前編)

 ―第168号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2016(平成28)年1月31日号(No.168)-160131-
「古代中国編―中国の古代思想を読んでみよう(3)易経を読む(前)」


本誌では、『易経』の占いの書としての側面を中心に紹介しています。


卦と爻の記号的な紹介にとらわれ、『易経』の説明も重複してしまったようで、改めて書き直すべきところでした。
時間に追われ、中途半端になっていますが、ご勘弁のほどを。


今回は占いの書としての面を書きました。
次回改めて、義理の書=思想哲学的な面を紹介する予定です。


 ・・・


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(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
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*本誌で参照した本:
『書経・易経(抄)』赤塚忠/訳 平凡社〈中国古典文学大系・1〉1972
―『易経』の伝のうち、「彖伝」「象伝」の一部、「文言伝」「繋辞伝」上下「説卦伝」(抄)。解説

中国古典文学大系 (1)/平凡社
¥6,480
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『易の話』金谷治/著 講談社学術文庫 2003/9/11
―占いとしての易と思想としての易の両方をコンパクトにまとめた入門書。付録『易経』名言集、うらないのことば・六十四卦

易の話 (講談社学術文庫)/講談社
¥1,134
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『四書五経入門 中国思想の形成と展開』竹内照夫/著 平凡社ライブラリー320 2000.1.24
―「四書五経」の概説書としては唯一のもの。1981.2刊平凡社・東洋文庫・第二版の文庫化。初版1965。

四書五経入門―中国思想の形成と展開 (平凡社ライブラリー)/平凡社
¥1,512
Amazon.co.jp



『五経入門 中国古典の世界』野間文史/著 研文出版・研文選書119 2014.3.20
―中国の古典文化を学ぶ人のための経書の概説書。易(周易・易経)書(尚書・書経) 詩(毛詩・詩経) 礼(儀禮・禮記・周禮) 春秋(公羊伝・穀梁伝・左氏伝)。

五経入門―中国古典の世界 (研文選書)/研文出版
¥3,024
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*簡潔な占いの書として:
『易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典』三浦國雄/著 角川ソフィア文庫 2010/10/23
―上記書を一部省略して、卦辞・爻辞の原文と翻訳、占例という占いの書としての易の初歩的で簡潔な入門書となっている。

易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス中国.../角川学芸出版
¥907
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必要とする本は必要な時に-私の読書論76~本との出会い

 ―第167号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2016(平成28)年1月15日号(No.167)-160115-
「私の読書論76-本との出会い」


実は、風邪をひいてしまいました。


風邪は引かない予定だったのです。
昨年の冬は、一切引かず、もう一生風邪は引かないはずだったのです。
(まあ、ここまで言えば、嘘ですけれど。)


良い対処法を見つけ出し、それをひとシーズン実行し、成果を挙げたのでしたが……。


10,11,12日とお休み状態でした。


一日目は自重でしたが、二日目は本物。三日目は余波。
四日目からやっと少し持ち直し、このメルマガを書き始めました。

なんとか間に合わせたというところ。


内容がないよう!
はいつものことですが、
ご勘弁のほどを!


 ・・・


詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
http://www.mag2.com/m/0000257388.html



*本誌で紹介した本:
北杜夫『見知らぬ国へ』新潮文庫(平成27.11.1)

見知らぬ国へ (新潮文庫)/北 杜夫
¥562
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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

旧年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。


レフティやすお



2016(平成28)年年賀


(画像:2016(平成28)年年賀)


昨年は、前半は希望の、後半は絶望の日々でした。


そんな中、友人の慰めと励ましの言葉が何よりの頼みの綱でした。。


やはり持つべきものは友。


しかし、その友も得たのも、思えば最初は自らの働きかけによって、でした。


「努力は必ず報われる」と言います。


どのような形で報われるかは分かりません。
時には、報われている事実が見えにくいこともあるでしょう。


けれども、報われると信じる者には報われるのではないでしょうか。
「信じる者は救われる」ではありませんが、私にはそう思えるのです。


要は、気付くか気付かないか、の違いです。


発心即菩提、といってもいいでしょう。



では、今年も駄弁を弄するブログの始まりです。

私の年間ベスト2015(後)フィクション系『スペードのクイーン』-私の読書論75

 ―第166号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2015(平成27)年12月31日号(No.166)-151231-
「私の読書論75-私の年間ベスト2015(後編)フィクション系」


今年も一年ご愛読ありがとうございました。
また来年もムダに本と読書について語ってゆきたいと思います。


 ・・・


今年最後の本誌では、「私の年間ベスト2015(後編)フィクション系」を紹介しています。
30本ぐらいの書名を挙げています。


その中からベスト5のみ挙げておきましょう。


今年の私のフィクション編ベストは、


(4)個人的な趣味の名作&エンタメ系本 から―
『スペードのクイーン/ベールキン物語』プーシキン 望月哲男訳(光文社古典新訳文庫 2015/2/10)

スペードのクイーン/ベールキン物語 (光文社古典新訳文庫)/光文社
¥1,102
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中でも「スペードのクイーン」は、ぜひ読んで欲しい一編です。
賭け事は、人間性が出ると言われます。
人間の弱さや醜さなど汚い面が特に出てくるようです。
それが本性とは考えたくはないのですけれど……。


◎ベスト5の2~5位◎


(5)左利き関連小説 から―
『GATACA(上下)』フランク・ティリエ 平岡 敦訳(ハヤカワ文庫NV 2013/5/24)
―エキサイティングな面白さ。

GATACA(上) (ハヤカワ文庫NV)/早川書房
¥972
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GATACA(下) (ハヤカワ文庫NV)/早川書房
¥972
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(2)NHKEテレ「100分de名著」関連古典・名作本 から―
『チェーホフ全集11』チェーホフ 松下裕訳(ちくま文庫 1993.10.21)
―優れた戯曲集。

チェーホフ全集〈11〉 (ちくま文庫)/筑摩書房
¥1,258
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(3)小説書き用参考エンタメ系本 から―
『巨匠の選択』ローレンス・ブロック編(ハヤカワ・ミステリ 2001/9/10)
―コメントも楽しめる短編集。

巨匠の選択 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)/早川書房
¥1,512
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『フェレット物語III 二匹は人気作家』リチャード・バック 法村里絵/訳(新潮文庫 2009/7/28)
―作家になりたい人に勇気を与える。

二匹は人気作家―フェレット物語 (新潮文庫)/新潮社
¥473
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詳細は本誌で!


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(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
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では、よいお年を!


私の年間ベスト2015(前)リアル系『四書五経入門』-私の読書論74

 ―第165号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2015(平成27)年12月15日号(No.165)-151215-
「私の読書論74-私の年間ベスト2015(前編)リアル系
竹内照夫『四書五経入門』」


本誌では、今年私が読んだ本から〈リアル系〉の50冊余の本から、おススメの一冊を紹介しています。


今年の一押しとして選んだのは、


★☆★竹内照夫『四書五経入門 中国思想の形成と展開』(平凡社ライブラリー)

四書五経入門―中国思想の形成と展開 (平凡社ライブラリー)/平凡社
¥1,512
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でした。


この本とともに20冊ほど気になった本を挙げています。
その中から、他のおススメ(第二位以下)をいくつか紹介しておきましょう。


野間文史『五経入門 中国古典の世界』(研文選書)

五経入門―中国古典の世界 (研文選書)/研文出版
¥3,024
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こちらは、五経のみの入門書。



渡辺照宏『涅槃への道 仏陀の入滅』(ちくま学芸文庫 2005.12.10)

涅槃への道―仏陀の入滅 (ちくま学芸文庫)/筑摩書房
¥1,296
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『マハーパリニッバーナ・スッタンタ(大パリニッバーナ経)』の渡辺訳版です。
ブッダ(釈尊/お釈迦様)の死出の旅と、死後の弟子たちを描いたこの経典自体がお気に入りで、中村元訳で読んでいました。

こちらの方もまた違った訳文で、これもいいと思いました。


ついでに書いておきますと、本誌では取り上げていませんが、
『ブッダの最期のことば』田上太秀 NHK出版 2013.6.25

昨年読んだ
『ブッダ最後の旅をたどる』奈良康明 大法輪閣 2012/9/6
も興味深い本でした。


他には、


加島祥造『「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい』(集英社新書 2014/12/17)

「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい (集英社新書)/集英社
¥756
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わが敬愛する伊那谷のタオリスト・英米文学者・詩人の加島氏の『老子』に至る文学遍歴を語る本書がよかったですね。



★池上英洋『官能美術史 ヌードが語る名画の謎』(ちくま学芸文庫 2014/11/10)

官能美術史: ヌードが語る名画の謎 (ちくま学芸文庫)/筑摩書房
¥1,026
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私にとっては少し珍しい一冊かもしれません。
美術書というのでしょうか。
まあ、単に美女のヌードが興味の中心とも言えますが…。

 ・・・


詳細は本誌で!


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(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
http://www.mag2.com/m/0000257388.html



クリスマス・ストーリーをあなたに―「まれびとこぞりて」コニー・ウィリス

 ―第164号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2015(平成27)年11月30日号(No.164)-151130-
「クリスマス・ストーリーをあなたに~
『まれびとこぞりて』コニー・ウィリス」


本誌では、例年通りこの季節恒例の【クリスマスストーリーをあなたに】と題して、クリスマスにまつわる素敵なお話を紹介しています。

今年も昨年に引き続き、アメリカの女流SF作家コニー・ウィリスのお得意のクリスマス・ストーリーを紹介しています。


いわゆるラブコメです。


タイトルの“まれびと(稀人)”とは、異星人=エイリアンのこと。


(異星人とのファースト・コンタクト)+(クリスマス・キャロル)=(?)
が、この作品のテーマとなっています。


はたして、いかなる展開が待っているのでしょうか。


 ・・・


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(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
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*本誌で紹介した「まれびとこぞりて」収録短編集:
『混沌【カオス】ホテル (ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス)』コニー・ウィリス 大森望訳 ハヤカワ文庫SF1938 2014.1.25

混沌【カオス】ホテル (ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス)/早川書房
¥972
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*コニー・ウィリス短編傑作選第二弾:
『空襲警報 (ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス) 』コニー・ウィリス ハヤカワ文庫SF

空襲警報 (ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス)/早川書房
¥972
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私の読書論73-代表的海外文学入門~集英社文庫ポケットマスターピース

 ―第163号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2015(平成27)年11月15日号(No.163)-151115-
「私の読書論73- 初心者のための代表的〈海外文学〉入門
~集英社文庫「ポケットマスターピース」~」


本誌では、10月27日に発売されました、『カフカ』『ゲーテ』の二点を第一回配本とする、集英社文庫ヘリテージシリーズ「ポケットマスターピース」という企画を紹介するとともに、古典や読書について思うところを書いています。


詳しくは本誌をお読みいただくとして、全13巻のラインナップを紹介しておきましょう。



10/27 01カフカ 多和田葉子 編 (編集協力) 川島隆
10/27 02ゲーテ 大宮勘一郎 編
12/17 03バルザック 野崎歓 編 (編集協力) 博多かおる
2016.1 04トルストイ 加賀乙彦 編 (編集協力) 乗松亨平
2016.2 05ディケンズ 辻原登 編 (編集協力) 猪熊恵子
2016.3 06マーク・トウェイン 柴田元幸 編 (編集協力) 中垣恒太郎
2016.4 07フローベル 堀江敏幸 編 (編集協力) 菅谷憲興
2016.5 08スティーヴンソン 辻原登 編 (編集協力) 中和彩子
2016.6 09E・A・ポー 桜庭一樹+鴻巣友希子 編 (編集協力) 池末陽子
2016.7 10ドストエフスキー 沼野充義 編 (編集協力) 高橋知之
2016.8 11ルイス・キャロル 鴻巣友希子 編 (編集協力) 芦田川祐子
2016.9 12ブロンテ姉妹 桜庭一樹 編 (編集協力) 侘美真理
2016.10 13セルバンテス 野谷文昭 編



フローベル以外は、何かしら読んでいる作家です。


ブロンテ姉妹は、真ん中のエミリの『嵐が丘』だけですね、既読は。


私の好みの作家を挙げますと、マーク・トウェイン、スティーヴンソン、ポー、ドストエフスキー辺りでしょうか。
期待しています。


カフカは、『変身』を若い頃に新潮文庫で、その後何年か前、光文社古典新訳文庫で。
同じ時期に『訴訟』(光文社古典新訳文庫)、他に岩波文庫とちくま文庫の短編集を一、二冊読んでいる程度です。


ゲーテは、若い頃に『ウェルテル』、何年か前に『ファウスト』を読んだ程度。


この企画は、入門あるいは再入門にうってつけと言えるでしょう。


 ・・・


詳細は本誌で!


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
http://www.mag2.com/m/0000257388.html


*本誌で紹介した本:
『カフカ ポケットマスターピース 01』フランツ・カフカ/著 多和田葉子/訳 集英社文庫 ヘリテージシリーズ 2015/10/27

カフカ ポケットマスターピース 01 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)/集英社
¥1,404
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『ゲーテ ポケットマスターピース02』ゲーテ/著 大宮勘一郎 粂川麻里生 松井尚興/訳 集英社文庫 2015/10/27

ポケットマスターピース02 ゲーテ (集英社文庫)/集英社
¥1,404
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*参考:
『レフティやすおのお茶でっせ』:2012.5.2

確かな場所など、どこにもない―100分 de 名著 カフカ『変身』2012年5月
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2012/05/100-de-20125-a6.html